日本基督教団太田八幡教会

 

礼拝について

    

 キリスト教会では多くの場合、毎週日曜日に「主日礼拝」が行われますが、キリスト教の礼拝の源泉は聖書にあります。礼拝は聖書が証しする神、主イエスを救い主として信じ拝むことです。日曜日を「主日」とするのは主イエスの復活された日が日曜日であったことにちなみます。

 「主日礼拝」の式文制定には「教会暦」が関わっていますが、「教会暦」は教会の「暦」で、人が神から賜物や恵みをえられていることを一年を通して想い起こすという意味があります。「教会暦」には「クリスマス」や「イースター」等の様に、救い主イエスの誕生や復活を共に喜びお祝いするような教会行事とされているものもあります。これらの行事は毎年行われています。

主日礼拝の式順と内容のご説明

   

前   

神に招かれ共に集う礼拝を始めるにあたり、オルガンの演奏を聴き、心を静め心の中で祈りつつ礼拝に臨みます。

演奏:奏楽者

礼拝招詞

聖書の聖句を読むことで神が私たちと出会って下さり、祝福されようとして準備を整えて待っておられるその招きの言葉です。

朗読:司会者

讃 美 歌

キリスト教信仰の表現の一つで、神への感謝と回心の喜びを表現する歌です。共に祈るための祈りでもあります。

全員

主の祈り

主イエスが福音書の中で私たちに祈れるように教えて下さった祈りです。

全員

祈   

祈祷とは祈る事です。人が信仰を持って主イエスを通して神と対話する交わりです。また聖書を土台として神への崇敬の念を表わし、自らの罪を告白し、神に願い求め、神を讃美し、神に感謝して、他者のために執り成し(他者と自分自身両方が神の前で許しを請う行為)、神の前に黙することです。祈りによって語られる聖書のみ言葉に備えます。

祈り:司会者

み 言 葉

聖書朗読

礼拝でその日のために選ばれた聖書箇所を読み、神の言葉に聴く行為です。心を静めて聴きましょう。

朗読:司会者

信仰告白

(使徒信条)

「信仰告白(信条)」とは自らの信仰(信じるということ)、あるいは諸教会・諸教派の信仰、信仰についての理解を言葉で表し、神に対して応答し告白したものです。

「使徒信条」は世界の多くのキリスト教会に共通の基本的なキリスト教信仰(三位一体の神等)を表し、礼拝の中で唱えられている信条です。

全員

説   

「説教」の起源は聖書にあります。説教者が聖書から神の恵みについての使信を聞き、「神の言葉」を取り次いで、会衆に説き明かして語ることです。

説教:説教者

聖   

聖 餐 式

福音書に記された「最後の晩餐」に従い、主の恵みに感謝してあずかる儀式で、洗礼を受けた方はあずかる事が出来ます。

司式:牧師

配餐:当番

  答

献  金

新約聖書の時代のキリスト教会の「聖餐」で聖餐卓に供え物を献げ、その残りを貧しい人々に配っていたことに起源がありますが、時代を経て、「献金」が供え物にとって代わりました。「献金」は感謝のしるし、献身(教会のために自らを献げること)のしるしとして献げられ、宣教のために用いられます。どうぞ任意でお献げ下さい。

出席者も献げます(任意)

派   遣

祝   

説教者が会衆をこの世へ派遣する際に神の祝福が会衆に与えられることを祈る宣言の言葉です。

出席者は「アーメン」と応えます

後   

礼拝で与えられた神の恵みに感謝しつつ、祝福を受けとめ、この世での宣教に送り出されていく姿勢を表します。

演奏:奏楽者

 

教会共同

の祈り

この教会の信徒が作成した祈るべき祈りです。礼拝の最後にご一緒に祈ります。

全員

 

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