日本基督教団太田八幡教会

 

教会行事

 

当教会の礼拝では「教会暦」が使用されます。「教会暦」は教会の一年の暦です。教会の暦に従って日曜日の礼拝は行われます(「待降節」、「降誕節」等)。当教会の「教会暦」は日本基督教団の暦で決められている代表的な期間及び日に準じたものです。「教会暦」によって「教会行事」の多くが行われます。ただ「教会行事」の全てが「教会暦」で決められているわけではありません。当教会でも以下の様に毎年幾つかの諸行事が行われます。

「待降節」(アドベント)

教会の暦で一年は「待降節」から始まります。この「待降節」は救い主イエスがお生まれになることを待ち望む節で、「クリスマス」に備えての歩みです(毎年11月下旬頃開始)。

「降誕日」(クリスマス)

キリスト教会最大の行事の一つでもあり、主イエスが救い主としてこの世にお生まれになったことを覚えお祝いする時です。主イエスが「クリスマス」の時期にお生まれになったことをお祝いするのではありません。教会では「教会暦」に合わせて12月中旬〜下旬頃の日曜日に「クリスマス礼拝」を行い、12月24日の夕べに「クリスマスイヴ礼拝」を行って主イエスのご降誕をお祝いします。

「受難節」

主イエスが人の罪のために受けられた苦しみ、主イエスの十字架の死と甦りを想う期間で、これは「灰の水曜日」から始まり、「復活日(イースター)」の前日まで続きます。

「灰の水曜日」

「受難節」の最初の日で、人が最終的には「塵(ちり)」になることを覚えて灰をかぶり、主イエスの十字架をしのび「悔い改め」を表す日であるとされ、カトリック教会では信徒たちが「悔い改め」を表す灰のしるしを額に受けます。

「受難週」

「受難節」の最後の一週間、主イエスが十字架にお架かりになって殺され、墓に葬られて復活される一連の出来事を覚える「イースター」に向けての一週間で、その最初の日曜日は主イエスのエルサレム入城を覚える「棕梠(しゅろ)の主日」と呼ばれています。

「復活日」(イースター)

十字架で死なれた主イエスが死から甦られたことを喜びお祝いする時です。この時、当教会では金山教会墓地にて「イースター墓前礼拝」が行われます。

「聖霊降臨日」

(ペンテコステ)

復活された主イエスにお会いした弟子たちが集まって祈っていた時に天から聖霊が降り、教会が生まれたとされることをお祝いする時(新約聖書使徒言行録2章参照)で、「ペンテコステ」とは「50日目」という意味の言葉です。これは、主イエスが十字架に架けられた頃に祝われていたユダヤ教のお祭り(「過越祭」)の第二日から数えて50日目に守られたお祭りが「五旬祭」ですが、この「五旬祭」の時に「聖霊降臨」の出来事があったからです。「ペンテコステ」は「クリスマス」「イースター」と合わせてキリスト教三大行事の一つでもあります。

※他に「教会暦」とは別に教会行事としては様々にあります。例えば「教会創立記念日」(毎年12月上旬の主日礼拝に1950年12月6日に当教会が創立されたことを覚えての礼拝が行われます)、「世界祈祷日」(3月上旬)、「日本基督教団創立記念日」(6月24日)、「平和聖日」(8月第1聖日)、「宗教改革記念日」(10月31日)、「聖徒の日・永眠者記念日礼拝」(11月上旬:既に天に召された〈お亡くなりになられた〉当教会の信徒の方々を覚えて祈る礼拝として行われます。礼拝後、金山教会墓地にて「永眠者記念日墓前礼拝」が行われます)等です。

 

 

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